2009年9月25日金曜日

ネーミングライツ(命名権)

プロ野球もシーズン終盤に入りましたね。優勝争いは、セ・リーグは巨人が独走で優勝を決めたし、パ・リーグも日本ハムにマジックが点灯しています。

アツいのは3位争いですね。つまり、クライマックスシリーズ(以下、CS)進出争いです。

セでは、阪神ヤクルト広島が熾烈な争いを繰り広げています。パの楽天西武ソフトバンクも危うい!?)も面白い。


ところで、今年広島カープの本拠地は、従来の広島市民球場から、新しい球場に移転しました。
その名も、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」。
何か、インパクトのあるネーミングですね。最近、各種施設に名称を付けることが多くなってきたと思います。これらは、巷でネーミングライツ(命名権)と呼ばれているものです。


ネーミングというと、我々特許事務所で働く者にとっても無縁ではありません。
特に商標業務において。

上記の球場名なども、様々な指定役務や指定商品について商標登録出願がされていると思いますが、このようなネーミングライツも施設にとって重要な資金源になっていたりするようですので、しっかりと知的財産権で保護する必要があります。


ただ、時に、球場等のネーミングライツは混乱を引き起こすことがありますね。

だいぶ前の話ですが、サッカーの試合でよく使われる「日産スタジアム」は、「横浜国際総合競技場」に付けられた名称ですが、当初は「横浜国際」って呼ばれることが多かったのに、ある日「日産スタジアム」と呼ばれ始めて、「あれ?別の場所?」って思った記憶があります。

まあ、 ネーミングライツが浸透してきた昨今であれば、そのような混乱は生じないかも知れませんね。

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