2009年12月21日月曜日

北の国から届いた音楽を


京都オフィスの向かいのビル前。


sleepy.abというバンドが、「pratroop」というアルバムを11月に出しています。
バンドメンバーは札幌在住で、"ab"には、「abstract=抽象的で曖昧な世界」の意味が込められているのだとか。
浮遊感がありながら、ベースはしっかりとした大河のような音楽です。

聴いていると、やっぱり北の国のバンドだから出せる音だなと感じます。
沖縄や九州のバンドは、こういう音は出さないと思う。
世界的にみても、音楽ってその土地の気候の影響を強く受けると思うのですが、そのへんをまじめに研究してる人とかいないのかな。


ドレミ

思い出せない 君の形 なぞって
消えないように 月に描いた まぼろし

時が廻り 月の満ち欠けに ゆだねていく
曖昧に 君の輪郭を 歪めながら

うしなったものだけが 愛しくて
楽しくないのに 楽しいふりをする

見つめることで 君の形 なぞって
忘れないように 月に描いた まぼろし

・・・

覚えたはずの あの日のメロディ 教えて
消えないように 君を描いた まぼろし

・・・

(作詞:成山剛)


歌詞の世界観、演奏技術もすばらしいし、もっとブレイクしてもおかしくないのにと思います。
おすすめです。

(H.O)

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